小児起立性調節障害の全人医療

【小児科の心身医療・全人医療の実際】

 起立性調節障害のなかでも重症型INOHなどでは、生活機能の低下や心理社会的背景が関与して、不登校や引きこもりを生ずる場合があります。

 このような状態に対しては、身体の治療だけを行うのではなく、からだ・心・家族・学校など、子どもを取りまくすべての事柄に対して、サポートを行うのが効果的です。

 小児不定愁訴に対して大阪医科大学小児科はどのような全人医療をしているのか、その実際について症例を通して説明いたします。

小児科の心身医療・前人医療の実際